エミフル ホタルの里づくり
このたび、エミフルMASAKIでは“エミフル「ホタルの里」づくり”に取り組みます。
住宅地の河川では絶滅の危機にあるホタルを、人工川に飛翔することで、
地域のお客さま・お子さまにホタルの生態を観察し学習する場を提供するとともに、
ホタルが継続して成育するために我々が何をすべきかを、お客さまとともに考えてまいりたいと思います。
このたび、エミフルMASAKIでは“エミフル「ホタルの里」づくり”に取り組みます。
住宅地の河川では絶滅の危機にあるホタルを、人工川に飛翔することで、
地域のお客さま・お子さまにホタルの生態を観察し学習する場を提供するとともに、
ホタルが継続して成育するために我々が何をすべきかを、お客さまとともに考えてまいりたいと思います。
誕生から5周年を迎えるエミフルMASAKIは、施設内に新しくつくったエミホタルの里で、ホタルの幼虫を放流するイベントを開催しました。
参加いただいた親子連れ57組の皆さまと、ホタルがすむために必要な環境などを学んだ後、ホタルの幼虫300匹を放流しました。
放流されたエミホタルは、6月の初めには成虫となり、きれいな明かりを灯します。
6月1日(土)、エミホタルの里で開催した「観察会」には、たくさんの方にお越しいただきました。ここに、厚くお礼を申し上げます。
生憎の天気となり飛び回るホタルの観察はできませんでしたが、街路樹にとまったホタルが光る様子は幻想的でした。
6月8日(土)、エミフルホールにおいて開催した「ホタルの生態学習教室」およびエミホタルの里で開催した「観察会」には、たくさんの方にお越しいただきました。ここに、厚くお礼を申し上げます。
ホタルの生態学習教室では、エミフルホールにてホタルを成育する環境学習や、幼虫のエサとなるカワニナの観測をしました。
生態学習教室の後にエミホタルの里で、ホタルの観察会を行いました。
消灯したエミグルメを飛び回るホタルの数は多くはありませんでしたが、小さな体できれいな明かりを灯していました。
6月上旬に飛んでいたエミホタルの成虫はいなくなりましたが、次のエミホタルたちの卵をのこしていきました。
卵は6月末~7月上旬にかけて 水の中で“ふ化”し、幼虫となります。
水温が30度を越える時間が続くと、幼虫やエサのカワニナが死んでしまいます。
水温管理のため、遮光ネットを設置しました。
4月6日(土)にお客さまと一緒に放流したエミホタルの幼虫の「さなぎ」を偶然確認することが出来ましたのでご報告いたします。
居魚屋 網元前、および噴水前の芝生でエミホタルの「さなぎ」の抜け殻が見つかりました。
ホタルの幼虫は土の中で蛹化(ようか)します。つまり「さなぎ」は土の中にあるので、見つけることは困難です。
今回の偶然は連日続いた雨により土が流れ、中にあった「さなぎ」の抜け殻が出てきたからなのです。
また、植栽管理のなかで真砂土を入れていた為、エミホタルの幼虫の良い上陸場所になった様です。
6月下旬にエミホタルの卵のふ化を確認しました。
現在は1~1.5mmまで成長した、小さな小さな幼虫を確認することできました。
幼虫は、小さなカワニナを食べて大きくなります。
エミホタルの幼虫は7月末現在、1回目の脱皮を終えて3~6mmの大きさに育っています。
幼虫は、餌となるカワニナを食べながら全部で約6回の脱皮を繰り返して成虫になります。
同じ条件で育てているのですが、個体差が出ている様子です。
JEUGIAカルチャーセンター 【こども美術教室】受講生のみなさまが夏のひまわりいっぱいになった「エミホタルの里」を、自由な発想で描いてくださいました。
画用紙いっぱいにきれいなエミホタルの姿と元気なひまわりの姿がとても素敵な作品たちです。
JEUGIAカルチャーセンター 【こども美術教室】受講生のみなさま、ありがとうございました。
エミホタルの里の遮光ネットを取り外しました。
日差しが柔らかくなり、エミホタルの餌のカワニナが死んでしまう30度以上の水温まで温度が上がらなくなったためです。
今回写真はご用意できませんでしたが、この時期のホタルは、成長のはやい個体は3回目の脱皮を終えて7~8mmほどに成長しています。
10月には4回目の脱皮を行い、大きいもので14mmくらいの大きさになるそうです。
元気なエミホタルの姿をお届けいたします。
成長したエミホタルたちですが、その成長速度には個体差があります。
体長は最少が約1cm、最大で約2cmでした。
全体を平均すると約1.5cmで、順調に成長している様子です。
以前は小さな幼虫が1匹のカワニナに集まって食べている姿を見かけましたが、今では大きく成長した幼虫がカワニナ1匹を平らげています。
※エミホタルレポート vol.4の右上の写真でその様子を確認することができます。
エミホタルの里の様子をお届けします。
エミホタルの里にあるケヤキも紅葉し、落葉が川底に沈んでいます。川底には枯葉と、ホタルの幼虫の餌となるカワニナの貝殻がたくさん確認できました。
ホタルの幼虫は石などの物陰にかくれているため、姿を確認することができませんでした。幼虫たちは大きく成長していることでしょう。成長が楽しみです。
水温の下がる冬期のホタルの幼虫は動作が不活発になり餌もあまり食べなくなります。
また、冬を越した翌年の3~4月に上陸を行い成虫になりますが、小さい幼虫はそのまま水中で2~3年かけて成虫になる個体もいるそうです。
エミホタルの里の様子をお届けします。
夏場の生命溢れる賑やかな雰囲気から一変、何処か静かで物悲しい雰囲気に包まれています。
ホタルたちは水温の低下で食欲は落ちますが、食べなくなるわけではありません。
栄養を蓄えて成虫になるための準備を厳しい冬の間もつづけています。
「エミホタルの里」には、ホタルの幼虫のエサとなる貝(巻貝やカワニナ)も生息しています。
川には、入らないように観察してくださいね。